父にも二人とは本当に仲良くして欲しいと私は思ってた。



それに同じ傷を持つ者同士…


痛みを知ってるからこそ強い絆で結ばれる事だってある。



それをお互いがお互いを労る気持ちに変わり人に対しても優しく接する事ができ力強く成っていくんだと私は思ってるから…


人を攻撃する前に…


人を許す気持ちから始めないと何も前に進まない…

進めない…


だから晧覬も昴もそれを知ってるからこそこの二人を許し仲間として迎え入れる事を決めたんだ…



だから私もこの二人を許しそして仲間として迎え入れ様と決断して父にも同じ気持ちで居て欲しいから許して欲しいとお願いした。



これで良かったんだと思う…


これから先、なにがあったとしてもみんなで力を合わし会社を守り繁栄させて行く努力を怠る事なく意志疎通を計りこの弁護士軍団は運営して行くと私は信じてるから…


私は母達が抱いてる子供達を観ながら…


子供達の為にも私達がしなきゃいけない事をやるだけ…

子供達に跡を任せれる様に…



私も父から受け継いだ様に子供達にもこの会社を継いで貰いたいから…




私の考えは母親の考えに成ってた。