父は隼人や琉偉に言われようやく自分の気持ちに踏ん切りがついたのか?



【芹澤君。成瀬君。君達にも瑠璃が経営する会社の顧問弁護士として私も迎え入れたいと思う。これから色んな事があると思うけど頑張って欲しい…】


父は二人に言った。

そして…


【過去の事を忘れる事はない…。だが人は新たにやり直しが出来る。お互いにわだかまりを取り除き一から信頼を築いて行こうな。】


父にしては…

なんと!

大変有り難い言葉を話したな…


私はそう思い父と二人を交互に観て琉偉と隼人二人に向かってWinkをした。

有り難う…

そう言う気持ちを込めて…



晧覬がそれを観ていた事も知らずに…



【新しい仲間】を現社長である父に紹介できた事を良かったと言う気持ちと父に納得して理解して貰った事がとても私は嬉しかった。


これも晧覬とみんなのお陰…



これで後は私の離任式と就任式と新会社のオープンと響の店のオープンだけと成った。



弁護士の振り分けは筆頭の晧覬に任せれば間違いはない。



【落ち着いたみたいだな?良かったよ…一時はどう成るか?冷や冷やハラハラしたよ…】


琉偉パパが言った。