父達がしばらくして部屋にやって来た。
恵輝や優輝、紫を抱き…
【晧覬君…。本当に済まなかったね…。黙ってて…。でも瑠璃が新会社の横にいい物件を確保してくれてたんで私は助かったんだよ!】
父はニコニコしながから晧覬に話し…
【晧覬君?なんでここに芹澤と成瀬が居るんだ?】
父は首を傾げた。
無理も無いだろう…
『はい。お義父さん紹介が遅く成りました。BluemoonとRAINBOW DREAMの弁護士に成りました…芹澤 鶩雨と成瀬 斗摩です。こちらで契約と誓約を交わし両弁護士は私達と同じなんです。』
晧覬が言うと…
【瑠璃?お前は一体なにを考えてる?こいつ達は…。こいつ達は達哉君と一緒に心中した相手の女の兄と婚約者だったんだぞ!お前を苦しめ哀しませた奴の兄と婚約者なんだぞ!】
父は私に向かって怒鳴った。
『お義父さん。僕の話を聞いて頂けませんか?確かにこの二人は達哉の絡みがあります。ですが謝罪を僕達は二人から受け【真実】を聞かされました。昴も一緒に居たので昴に確認して貰ってもいいです。琉偉や隼人や剛司もここに一緒に居ました。僕達は真実を聞かされ謝罪を受け瑠璃と話をし二人を許す事にしたんです。それで…』
晧覬が続きを言い掛けた時…


