〔晧覬さん?芹澤さん、成瀬さんと連絡が取れて15分後にこちらに着くって言ってます。〕
琉偉が晧覬に伝達をすると…
[晧覬さん!こっちの書類のコピーも全て完了です!!用意ができました。]
隼人も晧覬に言う…
〈晧覬さん!瑠璃ちゃんの新会社の資料や書類その他も準備OKです!〉
剛司が言った。
ものの5分もしない内に…
3人は全てを終わらせてしまった…
なんと言う速さ…
ポケ~っとしてる私に…
『瑠璃?変な顔をしない!これが俺達の仕事なんだから…』
晧覬は半分笑いそうな顔をして私に言った。
…………………。
私はきっと面白い変な顔をしてたんだと思う…
時間通り15分後…
【晧覬?どうした?いきなり呼び出すなんて?】
芹澤さんが言いながら先に部屋に入って来た。
『済まないな…。緊急なんだよ。だから顧問弁護士のお前達にも出席して貰う事に成った。急で悪かったな。』
晧覬は芹澤さんと成瀬さんに向かって話しをした。
晧覬は一体なにを考えてるんだろ?
晧覬の思考が全くと言って私には解らなかった。
琉偉達は?
解ってるの?


