言うまでもなく…
玩具部門は凌に全てを任せた。
凌に玩具部門の責任者として…
本来、副社長の凌にウチの会社の重要な柱に成る社員に成ってくれと言うのは無理な話だったのに…凌は嫌がる事なく凌パパも直ぐに了解してくれた。
蒼空も蒼空パパもそう…
誓約書、契約書、両方に書いてある。
それを凌も蒼空も嫌がらず心よく引き受けてくれた。
二人共、見取り図を持って帰り、ちゃんと営業できる様に考えてくれる。
私には力強い…
いつでも…
どんな時でも…
助けてくれる仲間が側にいる…
本来、契約や誓約を結ばなくても…
力を貸してくれる…
助けてくれる…
素晴らしい仲間が…
そして支えて守ってくれる愛しい旦那の晧覬が側にいる…
私はこの新しい会社を必ず成功させてみせる!!
そう改めて心の中に誓った。
『瑠璃?後、何を企んでるの?』
晧覬に言われ…
そうだ!!
大切な事…
父が響のヘアーサロンを建てると言ってたけど…
実は…
隣りの店舗に響のヘアサロンと託児所を創る予定で…
不動産屋さんとも話が進んでたのを…


