お茶を入れに席を立ちみんなの分をトレーに乗せ運ぶと既にお弁当を各自、手渡されてて今か?まだなの?とみんなソワソワしてた。
お茶を配り席についた私を観て…
『じゃ蒼空が造って来てくれたお昼を頂こうか?』
晧覬の声に…
《いっただきまぁ~す!!》
大きな顔を出しお弁当の蓋を開ける琉偉や凌達。
本当にこの人達は弁護士さんで玩具さんの副社長さんか?
って思うくらいみんな子供だった。
《うわぁ~!すんげぇ~!!》
隼人達のビックリした声…
私は晧覬の方を観ると晧覬も琉偉達の姿を観て微笑んでた。
こんな一時をみんなで過ごせる私は本当に幸せ者だな…
早く凌や蒼空、響や諒汰に芹澤さんや成瀬さんを紹介したいと私は思った。
みんな顔合わせをするんだし…
その前に…
二人をみんなに逢わせて仲良くして欲しいと私は思った。
ワイワイ賑やかなお昼の一時が終わると凌は一階の見取り図のコピーを持って陳列の配置とかを決めて来るから!
と言って蒼空にお昼ご馳走さん!と言い事務所を出て行ってしまった。


