「何か勘違いしていませんか??」


本当にキレイだなと、
思わずまじまじと見つめる私に、ブルーのコンタクトレンズをした瞳で冷たく言われ、ハッとする。


「…かんちがい……???」


至近距離まで近づくと、目を真っ直ぐに見据え、


「お祖父様に何を吹き込まれたのか知りませんが、私は貴女の教育係としてお迎えに上がりました。従って貴女には何の感情も興味もありません。庶民代表」


「はい!?……って!!きょういく…???」


「真部一族の一員になられるんですよね??その為の教育です」


ひいい。
この青い目、金髪のシンちゃんにそっくりな男に!?