それを凝視する。しないわけにはいかないもん。 何がなんだかサッパリだ、さっきから。 ここは一体どこなの? あなたは誰? なんで突然現れられるの?魔法使い?マジシャン?その格好はコスプレ!? 静かに手を差し伸べる女性は変わらずにこやかでいて、初対面なのにもかかわらず自然とその手に私の手が吸い込まれるように乗り、そして視線を合わせた。 この人なら、教えてくれるかもしれない。 そう確信が持てた。 ゆっくりと覆っていた手を下ろして、溜まった疑問を聞いてみることにした。