「魔女が住んでいる家ってここを左だよね?」 「えぇ。ガーネットは突き当たりを左と言っていたわ。」 「あの家じゃない?」 全体的に丸くて紫色の家。 煙突から煙がモクモクと出ている。 「明らかに怪しい家ね。魔女の香りがする。」 「行こう」 コンコンコン。 「どうぞ…」 「お邪魔します」 部屋の中は思っていた以上に暗かった。 緑色のスープが置かれている。 3人とも興味津々な顔で部屋の中を見回した。