許されない恋なのだとしても。




「ねぇ、何してくれてんの?」




離れた心地よさにはっとなって怒鳴る。





だって、嫌だったはずなのに
受け入れちゃった……







しかも、抵抗もしてなかったし、
何より、嬉しかった自分がそこにはいた。






それを自覚した瞬間、背筋がぞくっとした。









ーーああ。










どうしよう、私。