梨沙がやってきた。仕事場で数回は顔を合わせていたが、まともに対面するのは久し振りだった。 嵐士:『まぁ、座れや』 梨沙:『言われんでもわかってるわいさ。』 俺と梨沙は決して嫌いになったわけではない。だから、自然と仕事の話やらで良い雰囲気になっていたのだが、今日は本題があまりにも重たい‥‥‥ 俺はその楽しい雰囲気でいたかったが、話を切り出す事に‥‥‥。