「....何をしたの!?」
「さあ?何だろうね?」

手首と足を抑えられている力は未だに強い。動くことすら出来ないでいた私はパニックになっていた。

「こ、この変態レイプ魔!あんたに襲われるくらいなら死んだ方がマシだわっ‼︎」


感情に任せて口走った言葉だったが、気に障ったらしく、次の瞬間、手首を握っていたザッカリーの手は私の首を掴みそのままの力でベッドの上に押し倒された。


「調子に乗るな、異世界人の女。オレがお前を襲ってやるだなんて100年早い。」


抑揚のない声でザッカリーは言ったが、その目は静かな怒りの炎を湛えていた。