「ほのかちゃん?」
私は、つぐみちゃんの手を引いて、ほのかちゃんのベッドの所へと歩いて行く。
そして、横になっているほのかちゃんに声をかけた。
「ん……ふう姉?」
「ほのかちゃん、体調悪い?」
ベッドサイドの椅子に腰掛けて、ほのかちゃんの手を握る。
すると、いつもより青い顔で私を見上げた。
ほのかちゃん、顔色悪い……。
こんな事、今まで無かったのに……。
「うん、なんか今日は……心臓がドキドキしてて……」
「看護師さんには話した?」
「うん、さっちゃんに……話した…。もう少し、様子見るって…」
「そっか……それなら、少し横になってた方がいいね」
その手を握りながら、空いた方の手で、背中をトントンと一定のリズムで叩く。
すると、つぐみちゃんもほのかちゃんの頭をなでてあげていた。


