「なっちゃん、私も自分の気持ち、お父さんとお母さんに伝えてきたよ」
「そうか……頑張ったな、ふう……」
「嫌われるのは怖い、だけど私はもう自分の意思で生きていくって決めたから」
それに、ほのかちゃんとの約束でもあるから。
私の中に生きるほのかちゃんのためにも、私は幸せになるんだ。
「あぁ、これからは行きたい場所、生きたいヤツと生きるんだろ?」
「うんっ、それはもちろん、なっちゃんだけどね」
………後にも先にも、あなただけ。
「それ以外の返答だったら、シメてたぞ……」
なっちゃんの頬と耳が赤い。
そんな事を言いながら、本当は照れてるんだ。
なっちゃんはそれを裏付けるように、私の頭を撫でる。
世界で一番私を甘やかしてくれるこの人を、今度は私が幸せできるくらいに、強くなるんだ。


