永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。




ほのかちゃん、私の中に今もいますか?

なっちゃん……私には、あなたのような強さがあるのか、まだ分からないけど……。


でも、なっちゃんと生きる道を諦めずにいられた。

それは、今までたくさんの事を諦めてきた私にとって大きな進歩。


だから、旅に出る前の私よりきっと強くなれたと思うんだ。


「私、2人に心配をかけたことは申し訳なく思ってる。だけど……病院を抜け出したことは、後悔してないよ」


キッパリと、迷うことなくそう言い切った。


2人の存在に勇気をもらって、私は大切な両親に向き合う決意をする。


「なっ……お前は、何を言ってるんだ」

「あのね、お父さん。私はずっと、自分の気持ちを伝えることが怖かった……」


本当は、もっとみんなと同じように外へ出たかったし、手術を受けることも相談して欲しかった。


行きたい場所、やりたいことがたくさんあったけど……。