そして、鎖骨らへんに冷たい不思議な感触がして、慌てて目を開ける。
すると、なっちゃんの唇も離れていった。
「あれ、これ………っ」
自分の胸元を見れば、そこにキラキラと光る、貝殻のペンダント。
驚いて顔を上げれば、なっちゃんが恥ずかしそうに笑う。
「悪いな、なんかふうにあげたくて……。でも、身一つで来ちまったし、おみやげ屋のだけどよ……」
「なっちゃん………」
「クリスマスも近かったし……プレゼントだ」
なっちゃんからのプレゼント……。
小さくキラキラと光る貝殻。
それに触れると、愛しさが溢れてきた。


