「っ……ずっと、この世界のなにも知らずに死ぬことが怖かったっ。ただ、言いなりだけの生き方を、変えたいって、焦がれてたっ」
涙で歪む視界、それでも精一杯に笑う。
ドキドキと忙しない心臓、これも全て生きてる証だ。
あぁ、私は今確かに自分の意思で生きてる。
「なっちゃんが、私らしく生きるための勇気をくれた。だから私は今……こんなにも生きてると思えるんだ」
それって、すごい事だ。
何もかも諦めてしまっていた私に光をくれた。
なっちゃんこそ、私の運命の人。
「ふうは、あの頃に比べて強くなったよな…」
「なっちゃんのくれた力だよ……」
なっちゃんがいてくれたから、私は強くなれた。
私に無い勇気、強い意志を持つこの人みたいになりたいって、憧れていたから。


