「いや……手際いいなと思ってよ…。ギャップが……」
「ギャップって……私、料理出来なさそうかな……?」
それはそれでショックかも……。
料理は、人並みには出来るつもりなんだけどな……。
部活とか出来なかったし、家のお手伝いばっかしてたから、家事スキルが身についてしまった。
しょんぼりしていると、なっちゃんが慌て始める。
「箱入り娘の印象強くてよ、意外だったんだよ。でも……良いよな、こーいう家庭料理作れる女って」
「えっ……そ、そうかなっ」
……嬉しい。
なっちゃんから、好きな人から誉められると、ドキドキして、幸せな気持ちが溢れてしょうがない。
理由もなく、ジタバタしたくなる。
「なっ、一般論だからな」
「うんっ………ふふっ」
嬉しそうな顔をする私を見つめて、顔を赤くするなっちゃん。
自分の言った言葉に今更照れてるんだろう。


