「なぁふう、こんなにお互い想い合ってんだぜ、どっちかが犠牲になる道は、進みたくねーよな」
「うん、始まりも終わりも、全部なっちゃんと一緒がいい。その道に、どんなに不安が、あったとしても…」
何度、なっちゃんを失いそうになって、怖い思いをしても、私達は一緒に幸せになるために、前に進もう。
だから、私たちの進むべき道、2人が、導き出した答えは……。
「ふう、一緒に海を見に行こうぜ」
「うんっ、なっちゃんと一緒に見る海は、きっと綺麗だから」
私たちは、このまま進むことを決めた。
ちゃんと、2人で導き出した答え、その嬉しさに、ジワリと涙が滲む。
歪んだ視界に、なっちゃんの困ったような笑顔が見えた。
「この、泣き虫が……」
「だって、なっちゃんといると、安心しちゃって……」
ずっと悩んでたことだから。
一人で悩んでないで、初めからなっちゃんに話せばよかった。
私達はもう、1人じゃないんだから。


