「なっちゃん、まさか胸が痛いのっ!?」
「大丈夫、だっ…クソッ」
ガクンッと膝から崩れ落ちるなっちゃんを慌てて支えようと手を伸ばす。
「なっちゃんっ!!」
だけど、私より大きななっちゃんを支えきれずに、一緒に地面に座り込んだ。
「はぁっ、ぐっ……」
「なっちゃんっ、なっちゃん……っ」
こういう時、私はただ抱きしめる事しか出来ない。
薬も、助けてくれる病院も人も近くには無いから……。
「ごめんっ、私を守るために……っ」
無理させて、きっと体が悲鳴をあげてる。
私が、なっちゃんを巻き込んじゃったから……。
「ふうの、せいじゃ……ねぇっ」
「なっちゃん……」
まただ………。
ほのかちゃんも、なっちゃんも……自分の方が辛いはずなのに、私の心配ばかりして……。


