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なっちゃんのバイト先に到着すると、17時を回っていた。
そこで、なっちゃんの背から降ろしてもらう。
真っ暗になった空のせいか、なっちゃんから離れたせいなのか、すごく風が冷たく感じた。
「ここが、なっちゃんのバイト先……」
そこには、『KATCHAN BIKE』と書かれた看板と、沢山のバイク。
「カッちゃんバイク……ネーミングセンス、ゼロだろ?」
「カッちゃんバイクって、どういう意味??」
「店長のあだ名」
そう言ってお店に入っていくなっちゃんを慌てて追いかける。
「いらっしゃいませーって、夏樹じゃねぇーかっ!」
「うす」
バイク屋に入ってすぐに、赤茶色のツーブロックヘアーの男性が声をかけてくる。


