「ふう?」
「あ……ううん、ごめんね、何でもない……」
なっちゃんは、生きることに執着してくれない。
そんな悲しさともどかしさでいっぱいになった私は、なっちゃんにかける言葉を見つけられない。
「なっちゃん……また、おんぶしてね」
ずっとこの人の傍にいられますように。
それでもと口を開いた私は、そういうのが精一杯だった。
「はぁ!?ガキか、お前はっ」
「ふふっ」
ねぇなっちゃん。
お願いだから、私の為に生きてほしいなんて言ったら……。
なっちゃんは怒るのかな?
だって、なっちゃんがいなかったら私………。
悲しくなって、なっちゃんの体温を確かめるように、もっとなっちゃんにしがみついた。
なっちゃんがいない世界で生きることを考えると、心が凍りそうだったんだ。


