「三浦 ほのかより……っ」
私は、手紙を読み終えた途端、我慢出来ずに涙を零した。
だって、辛い……。
ほのかちゃんにとっての"また"は、もう……永遠に訪れないから。
「………ほのかちゃんっ……俺、ごめんなっ……」
遠矢くんは、その場に崩れ落ちるように地面に膝をついた。
そして、グラウンドの土を握りしめて泣く。
「俺っ、もっと早くほのかちゃんに会いに行けば良かった!!」
突然上げた遠矢くんの大きな声に、心臓が鷲掴みされたように痛む。
「遠矢くん………っ」
「怖いとか、そんな自分の事ばっか考えないで、全部受け止めるって、言ってあげればよかったんだ!!」
遠矢くんの痛みは、想像出来ないほどに深く、鋭い。
大切な人に、想いを伝えられなかった後悔、先立たれる悲しみは、あまりにも……辛すぎるよ……。


