永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。



***


15時まで時間を潰した私達は、歩いて15分、ほのかちゃんが通っていた行徳東中学校までやってきた。


寒い冬の季節、マフラーをつけた学生たちが次々に校門を出ていく。


「なっちゃん、どうやって遠矢先輩の事探す?」

「そうだな……俺に考えがある」


なっちゃんはそう言ってニヤリと笑う。

なんだか、嫌な予感がする……。


「よし、ここで待ってろ」

「あ、うん……」


なっちゃんはそう言って、ツカツカと下校途中の学生に声をかけに行った。


それを心配しながら見守っていると……。


「オイ」

「はい……ヒッ!!」


なっちゃんが声をかけた瞬間に、学生が顔を引きつらせる。

そして、ガタガタと震え始めた。


だよね、こうなるよね……。

あの見た目じゃ、怖がられるって。

あの学生からしたら、ヤンキーに絡まれたとでも思ってるに違いない。