永遠なんてないこの世界で、きみと奇跡みたいな恋を。



ーブロロロロッ

なっちゃんの話していると、遠くからバスがやってくるのが見える。

あ、もうそんな時間なんだ……。

携帯を見れば、6時49分、始発のバスだった。


「ふう、バス来た」

「うん!」


差し出されたなっちゃんの手に捕まって、到着したバスに一緒に乗り込んだ。

そして、2人掛けの椅子に座ると、中の暖房にホッとする。



「なっちゃん、温かいね」

「まぁな、暖房ありがてぇわ」

「ぷっ、ふふ、本当にね」


しみじみと言うなっちゃんに、私は吹き出してしまった。

本当に、やっとこの場所から離れられる。