彼は私のことを、どう思っているだろう。

嫌がってるかな?

告白されて、嬉しかったかな?

めんどくさかった?

きもかった?


そんなことばかりが頭をよぎる。

でも・・・・・。振られてもあきらめる気にはならなかった。



あの、告白した瞬間・・・。

そりゃ、恥ずかしいし、なにやってるんだろうって思ってた。
でも、その瞬間がスローモーションで何度も繰り返される。

風の音、運動部の声。

外周していた運動部が来てふっと二人でしゃがんで木に隠れたこと。

その時の一秒一秒が私の中に何度も流れ込む。

これが





青春か。