逃げ続けた私が選んだ道。

「定時制の学校に行こうと思う」

誰も反対はしなかった。


ただ迷惑だけかけ続けていた私はとっくに見放されていたのかもしれない。




受験の日はバレンタインだった。
その年初めての雪が降った。