その後の授業は全く集中出来なかった。
4時間目までは...
「みんなー、すわって」
如月先生が来た。
「はーい!」
「日直さん、号令掛けて」
「きりーつ!」
男子の野太い声が響く。
「きょーつけ!おねしゃーっす」
「おねしゃーっす!」
「おねがいします」
みんなとワンテンポ遅れて如月先生が言った。
「じゃあ、始めよっか。山川先生から聞いたのだと、みんなは二次関数の途中だって聞いたけど、、そうかな?」
「はい!でも最初のほう分かんないんすよー。最初から教えてください!」
あの流輝が言う。
「うーん、どうしよ。あ、じゃあ、抜き打ちテストしようかな。いや、大した数じゃないよ。10問くらいテキストから出すね?それで、1個~2個しか解けなかった子は補習ね」
「えーーー!」
「大丈夫。簡単なの出すから」
やっば、、、全く勉強してない。二次関数分かんない。
「おっけ。じゃあ、みんな勉強道具机の中にしまってー」
「先生、紙!」
「ルーズリーフとかあるでしょ?それに書いて。あと、僕は紙じゃないから」
すると、笑いが起こる。
「あー、はいはい、はじめるよ!黒板に書いていくから、解いてください」
あー、悪夢だー!全く解けない。やばい。このままだと補習だー!
「集めまーす」
やばい!まだ2個しか解いてない!補習確定…
「補習は今日の放課後にやります」
その後は、通常の授業をやってくれた。如月先生の教え方が今までで一番いいかもしれない。飲み込みが早くなった気がする。最後に解いた問題集の問題もさらっと解けた。
「さっきのテスト返します」
「はや!!」
「相川さーん、安藤さーん、飯塚くーん、石川さーん、、、、」
順々に呼ばれていく。
「白井さーん、、すごい、満点だったよ?、、えーっと、鈴木さーん、、お、初の補習ちゃんだ」
やっぱり。
補習って、普通に考えたら悪いことなのに、先生は笑って答案を返してくれた。
先生のおかげで気が楽になった気がする...。
放課後、私はバスケ部のキャプテンに遅れることを伝えた。キャプテンと蹴人くんは了解してくれたが、ほかのバカたちは不満顔。
いいや!別に!
私はその後、先生に指定された所に急いだ。
私がそこに入っていくと、先生がもう待っていた。
「芽衣ちゃんだけだったよ、補習」
私が入っていくなり、先生はそういった。
「すみません、私のためだけに時間を省いてくださって...」
先生はコーヒーカップを持ちながら微笑んだ。
「生徒なんだから、そんなこと言わなくていいんだよ?先生として、教えるのがあたりまえなんだからさ」
「あ、ありがとうございます」
「こっちにおいで」
私は先生の隣に座った。近くて、ドキドキする。
「これが出した問題だったんだけど、どういう所が分かんなかった?」
丁寧に対応してくれる先生。
「えーっと、、すみません、根本的に何もわからないんです...」
先生はこの間抜けな返答にも関わらず、
「あー、そっかー。まあ、そうだと思ったんだよね」
と、めちゃくちゃ笑って言ってくれた。
「で、ここはね、、、」
先生は丁寧すぎるくらい私に熱心に教えてくれた。
でも、、、
先生、ごめんなさい。全く集中出来ないんですっっ!
「...なんだよ。分かった?」
「ハイ」
「じゃあ、次は自分で解いてみよ?」
「え、、、」
どうしよ!全く聞いてなかったのに...。
そしたら、天の救いとも言える放送が入った。
「如月先生、如月先生。職員室までお越しください」
「うわー、もう今日出来ないね」
免れたのは嬉しかったけど、先生との時間が終わるのは悲しい。
「先生、今日わざわざありがとうございました」
「分かってくれたら嬉しいな」
「私、お先に帰ります」
「うん、、、バイバイ」
私はドアに向かって歩いた。
すると、不意に腕を掴まれる。
「えっっ…」
「あ、、ご、ごめん」
先生は慌てて私の腕を離して顔を隠すようにそっぽを向いた。
私はその場にいづらくなって何も言わずに帰ってしまった。
4時間目までは...
「みんなー、すわって」
如月先生が来た。
「はーい!」
「日直さん、号令掛けて」
「きりーつ!」
男子の野太い声が響く。
「きょーつけ!おねしゃーっす」
「おねしゃーっす!」
「おねがいします」
みんなとワンテンポ遅れて如月先生が言った。
「じゃあ、始めよっか。山川先生から聞いたのだと、みんなは二次関数の途中だって聞いたけど、、そうかな?」
「はい!でも最初のほう分かんないんすよー。最初から教えてください!」
あの流輝が言う。
「うーん、どうしよ。あ、じゃあ、抜き打ちテストしようかな。いや、大した数じゃないよ。10問くらいテキストから出すね?それで、1個~2個しか解けなかった子は補習ね」
「えーーー!」
「大丈夫。簡単なの出すから」
やっば、、、全く勉強してない。二次関数分かんない。
「おっけ。じゃあ、みんな勉強道具机の中にしまってー」
「先生、紙!」
「ルーズリーフとかあるでしょ?それに書いて。あと、僕は紙じゃないから」
すると、笑いが起こる。
「あー、はいはい、はじめるよ!黒板に書いていくから、解いてください」
あー、悪夢だー!全く解けない。やばい。このままだと補習だー!
「集めまーす」
やばい!まだ2個しか解いてない!補習確定…
「補習は今日の放課後にやります」
その後は、通常の授業をやってくれた。如月先生の教え方が今までで一番いいかもしれない。飲み込みが早くなった気がする。最後に解いた問題集の問題もさらっと解けた。
「さっきのテスト返します」
「はや!!」
「相川さーん、安藤さーん、飯塚くーん、石川さーん、、、、」
順々に呼ばれていく。
「白井さーん、、すごい、満点だったよ?、、えーっと、鈴木さーん、、お、初の補習ちゃんだ」
やっぱり。
補習って、普通に考えたら悪いことなのに、先生は笑って答案を返してくれた。
先生のおかげで気が楽になった気がする...。
放課後、私はバスケ部のキャプテンに遅れることを伝えた。キャプテンと蹴人くんは了解してくれたが、ほかのバカたちは不満顔。
いいや!別に!
私はその後、先生に指定された所に急いだ。
私がそこに入っていくと、先生がもう待っていた。
「芽衣ちゃんだけだったよ、補習」
私が入っていくなり、先生はそういった。
「すみません、私のためだけに時間を省いてくださって...」
先生はコーヒーカップを持ちながら微笑んだ。
「生徒なんだから、そんなこと言わなくていいんだよ?先生として、教えるのがあたりまえなんだからさ」
「あ、ありがとうございます」
「こっちにおいで」
私は先生の隣に座った。近くて、ドキドキする。
「これが出した問題だったんだけど、どういう所が分かんなかった?」
丁寧に対応してくれる先生。
「えーっと、、すみません、根本的に何もわからないんです...」
先生はこの間抜けな返答にも関わらず、
「あー、そっかー。まあ、そうだと思ったんだよね」
と、めちゃくちゃ笑って言ってくれた。
「で、ここはね、、、」
先生は丁寧すぎるくらい私に熱心に教えてくれた。
でも、、、
先生、ごめんなさい。全く集中出来ないんですっっ!
「...なんだよ。分かった?」
「ハイ」
「じゃあ、次は自分で解いてみよ?」
「え、、、」
どうしよ!全く聞いてなかったのに...。
そしたら、天の救いとも言える放送が入った。
「如月先生、如月先生。職員室までお越しください」
「うわー、もう今日出来ないね」
免れたのは嬉しかったけど、先生との時間が終わるのは悲しい。
「先生、今日わざわざありがとうございました」
「分かってくれたら嬉しいな」
「私、お先に帰ります」
「うん、、、バイバイ」
私はドアに向かって歩いた。
すると、不意に腕を掴まれる。
「えっっ…」
「あ、、ご、ごめん」
先生は慌てて私の腕を離して顔を隠すようにそっぽを向いた。
私はその場にいづらくなって何も言わずに帰ってしまった。
