"あなたには大切な人がいますか?"







「よいしょっ、あー、疲れた。うわー!!あ、でもやっぱり少し建物が減っちゃってるね」

私は秘密基地の山の上から自分の故郷を見た。

「でも3年前よりは俺らも故郷も成長してるよ。」

隣で180cmの男が私に言った。

「うん、そうだね。思い出したくない日…でも一生忘れられない日」

「うん。そうだな。タイムカプセル開けるんだろ?」

「うん、開けよ」




私達の物語は2人じゃない。3人だ。


私達はあなたを一生忘れない。



"ずっと一緒だよ『陸』"