因みに、唯は単品パスタ。

「ねっ!唯ちゃんのことを分かってるのは、やっぱり四人でしょ?」

「唯ちゃんの好きな海老のクリームパスタにしたからね!」

「コースだと食べきれないと、気にするもんね。」

「デザートはプリンだからねっ」

「先生に任せたら、こうはいかなかったよ!」って…先生に挑戦的。

「オレだって、唯ちゃんがプリンを好きなことくらい………」

「ちょっと、聞いたぁ!!"唯ちゃん"だって⁉」

「普段は"先生"って言いなさい!ってブゥブゥいうのにぃ~」

「そりゃ~園では……"先生"って…呼ぶけど…。
自分らだって…彼氏の名前で呼ぶだろう…。プライベートくらい…」

「まぁ~ねぇ~」

「もしかして…唯ちゃんも??」

「呼ばせません!!
仕事とプライベートを使い分けれるなんて思わないし…」

ケラケラ笑う四人に

「尋ちゃんにも"お姉ちゃんが使い分けるのは無理!!"って
言われたんだよね?先生っ」

「えっ!噂の尋ちゃんに会ったの⁉」

「ウソ~!!唯ちゃん自慢の妹ちゃんに‼」

「あぁ~。迎えに行った時に偶然にね。
玄関で"先生"って呼んでたら…言われてた。」

さらっとウソをつく先生に、びっくりしてたら…

"メッ!"って…目で怒られちゃった。

あっ!そうだった。

二日間のことは、ナイショなんだよね。