私たちはきっと交わらない




穂高「オレと同じバスケ部の先輩……なんだけど。」


芽依「あ〜!あの怖そうな先輩か!」


穂高「怖そう……?」


芽依「ガッチリしてて、目鋭いじゃん?こんなこと言ったら失礼なんだけど……、近づかないようにしてるんだ。」


穂高「近づかないようにしてる……?」


芽依「うん。話すこともないし。」


穂高「……まじか。」


芽依「え?」


穂高「なんでもねぇ!ありがとな!また明日!」


芽依「ちょ、ちょっと!」