「……わっ。」 栞が指をさした方には…… 「長内 美月……。」 美月ちゃんが私たちの方を睨んでいた。 美月ちゃんは自分以外の人が男子と仲良くしてるのが気に食わなくて、あらゆる手を使って邪魔をすると噂の子。 「なんか、芽依狙われてない?」 「そんな気する……。」