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琴美side


「お母さん!急いで!間に合わなくなっちゃう!」

みなさん、こんにちわ!私は、澤田 琴美(さわだ ことみ)です!
これから高校の入学式!
あぁ、たのしみ!だけど、不安もないと言えば嘘になるけど、だけど、友達も同じ学校にたくさんいるから安心だよね!

友達の咲希と莉那と待ち合わせをしてて、はやく急がなくちゃ!
えーと、コンビニの駐車場だよね。
あ、あそこか!
いたいた!

「さきー!りなー!おはよう!」

この子たちは、松田咲希 (まつださき )と宮本莉那 (みやもとりな)。
莉那とゎ大親友で、咲希とは中学が一緒なんだ!

「ことー!おはよう!」

「おはよう!」

みんな制服似合ってるな~~
高校生って感じがするなっ!

「もーすぐそこだから歩いていく?」

「「いいよ~~」」

親とは別れて、3人で学校へ向かった。
歩いて5分ぐらいで学校に到着し、すぐさまクラス分けを見た。

「…えっと、澤田、澤田…。あ、あった!2組!」

「え、こと2組?!一緒だよ!!」

咲希と一緒だ!うれしい!

「莉那わ!?」

「うち、1組だぁ、」

え、莉那と離れちゃった。
ショック~~、。
だけど咲希が一緒でなんとか安心だな。

「とりあえずクラス行ってみよっか」

クラスの方に行くと、まだ人ゎ少なくて、みんな緊張してるのか一人で静かに座って待っていた。

「え、こんな静かなの…?」

咲希と2組を覗きながらボソボソ言う。

「と、とりあえず入る…?」

二人で静かに入り、席についた。
そのままシーンとした中でただ座って待っていた。

ひ、ひまだなあ、。
ふと周りを見渡してみると、一人の男の子と目があった。
目があったとたん、目をそらされた。
え、なんだろう。
なんかついてたかな
鏡を出して顔を確認していると、後ろから話しかけられた。

「え、こと?」

「え…?」

後ろを振り向くと、そこには、ラインで知り合った友達がいた
高校で一緒になるなんて思わなかった!

「かすみじゃん!え、ここの学校だったの?!」

「うんうん!こともここだったんだね!ビックリした!」

ほんと偶然ってすごいな~
よかった、1年楽しくやれそう!

私はそう思いながら、かすみと話していた。