君の声

「水無瀬ちゃん!水無瀬ちゃん! 」
翌日の朝
私の机の前には碧月ちゃんがいた

「どうだった!軽音部!」
興奮気味で聞いてきた碧月ちゃん
きっとマネージャーでいいことあったんだろうなぁ
テンションがたかい(笑

「碧月ちゃんは元気だねぇ~うん!よかった!マネージャーはどうだったの?」

そういうとまってましたと言わんばかりに
碧月ちゃんは目を輝かせた

「よかったよぉお!メチャかっこいい先輩いたんだあっっ」

そういいながら目をキラキラさす碧月ちゃん

「入部はきめたの?」
「うん!してきたよ!!」
「そっかああ」

そういう私にもの言いたげな目で碧月ちゃんは
みつめてくる

「水無瀬ちゃんはかっこいい先輩いなかったの?」
「え!?」

...そっち!?

「え!いたの!?いいなぁああ」
「いや、だからいなぃっ...!」

「てれなくていいのにぃ新畑くんちゃんとしたかないと水無瀬ちゃんとられちゃうぞお~」
「別にどうでもいい」

隣にいた新畑くんに向けて碧月ちゃんは
ニヤニヤと目を向ける
どうやら班長組がいろいろと、まわしているらしい。。
それにしてもどうでもいいって...
さすがの私もショックだよぉ。

「まぁカッコイイ人はいたよ。かっこよかった。」
新畑「え。」
...まぁ。ボーカルの女性が
かっこよかったって意味だけどね。フン。

「え!いたの?!素直になっちゃって~」
どんなひと!どんなひと!と
くいついてくるけど、
しんどいから適当にごまして
その場を終わらせた

名残惜しそうだったけど
碧月ちゃんはチャイムがなったから
しぶしぶ
席へ戻る


授業が始まって___

スッ
手紙が回されてきた
手紙を開けると隣の新畑くん

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好きなの?その先輩...






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ぶきっちょな字
なんだ 気にしてなのね。
ふふっと笑いながら私は返事を書く







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べつに?




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そして隣の席へスッと渡す
彼は手紙をみてからブハッとふいて
また渡してきた








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好きな人は?







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ドキッとした


ただ...多分この気持ちは


そういう事なのだろう
しぶしぶ紙を書く
胸の高鳴りを抑えながら...






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いるよ

新畑くんは?







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返事をまつ
胸が騒がしかった
この時間がもどかしくて仕方が無い






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いる








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たった一文字“いる”の文字
どうしてこんなにもザワザワするのか
きいたのは自分なのに
その心は荒れていた

彼の方をちらっと見ると
頬が少し赤く
彼は髪をガシガシかいていた
初めて見た
そりゃそうか
でも...少し羨ましいな
こんな顔さけれる女の子の存在が...。



ザワザワした胸を抑え
今日は過ぎた...





とおもいきや。