暗い・・・。








私は知らぬ間にその世界にいた。









ここはどこ?











真っ暗で何も見えないよ。









だれか...たすけて...





私の声が小さく響く

その声は誰にも聞こえるはずもなく

ただ永遠と広がる宇宙かのように



淡々と広がり続けた






............キラリ...............。









......なに。。







何かが光った。







音が聞こえる。。







誰...誰でもいい。おねがい。








たすけて...。









“...おいで...。コチラの世界へ。”








声が...聞こえた










温かい



温かい





声だった











導かれるかのように走る。










その声のする方へ













先ほどの怖さが嘘かのように







私は走った









その 美しい音が聞こえる

オトノナルホウヘ。