「萌菜、今日放課後時間ある?話、聞いてくれる?」

「もちろん!」

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「で?話って?」

今、萌菜と行きつけのカフェに来ている。

「うん、私ね?遥真のことが好きなんだ。」

私は今までのことをすべてはなした。

「で、梨紗はどうしたいの?」

「え?」

萌菜の問いかけに顔を上げる。

「梨紗、遥真君ってそんなことで人を嫌いになったりする?梨紗が気持ち伝えたら遥真君は迷惑だって思うの?」

遥真は優しい、私が気持ちを伝えても拒絶なんかしない。嫌いになったりなんかしない。