『月森 心羽様
突然手紙なんてごめんよ。
ボクはキミを一目見て、ボクの姫君は君しかいないと思った。
きっとこの気持ちはキミに届くのはもう少し後だと思う。
けど・・・・けどボクは心羽・・・・キミを愛している。
赤い薔薇の花言葉を知っているかい?
――――――恋、愛 だそうだ。
今のボクにぴったりだ。
そして日本語名は-そうび-
英語は・・・・言わなくてもわかるだろ?
Roseだ。
その薔薇はキミへの愛だ。
受け取ってくれ。
ボクはキミがピンチとあらば どこだろうと助けに行く。
まだわけあって姿は現わせない。
けど・・・・いつしかキミの前に現れて名乗るだろう。
ボクの名前は・・・・それまでの秘密さ
白馬の王子』

