「…だよね。誘ってみる？」


「でも恥ずかしい…」


瑞穂は赤くなっていた。　
かわいい…。
きっと、篠崎は瑞穂を選ぶよね。


「相原！まだ班決まってないよな？」


「うん。決まってないけど…」


「一緒になろーぜ！」

篠崎と珠洲としが言ってきた。　
瑞穂のためにも一緒の方がいいよね？　


「うんっ！いいよ！」


「マジで！？あっ、古賀も？」


「…そうだよ！！」


私は怖くて瑞穂の顔が見れなかった。　



「ゆりさぁ。篠崎の事好きなんでしょ？」


瑞穂は気づいてたの？　


「うん…ごめん！言いだせなくて……」


「ううんっ！私があれだけ言ってたし、言えないのも分かるよ。こっちこそごめんね？」


瑞穂……瑞穂はいつも私の事を思ってくれていたね？