男が案内してくれたのは施設の端っこの倉庫

何があるんだ?

重そうな扉を開けた男は

「キミタチノ専用資材ダ。好キニ使ッテクレ」

目が点になった。

ミサイル、爆弾は、もとより機銃弾、航空燃料他ありとあらゆる物資が所狭しと並んでいる。

一体何機分あるんだ?

「こ、これを好きに使っていいって…?」

驚きを隠せない俺に男は一通の手紙を差し出した。

流れからいけば差し出し人は有明の筈…

俺はゴクリと唾を飲み込み手紙を開いた。