新選組と最強少年剣士

返事を聞く前に、僕はいそいそと龍美の身体を小さいながらなるべく楽な姿勢になるように担ぐ。


そして


「立ーー!!!部屋に布団敷いてくれ!!!それからお粥か何か作ってくれー!!!こいつバカだ!!!いつものだ!!!」


そう叫ぶと立は納得したように呟いた。


それから僕と同じく、「承知しましたー!!!」とお茶目に返事して部屋に走っていった。


「あの、剣壱さん?」


「お前、また睡眠と食事怠ったな?人間の三大欲求どこ行ったんだ?アホなの?バカなの?死ぬの?」


「そんなもの未来に置いてきた」


「バカ!このバカ!もうバカ!とりあえず寝るぞ!」


「眠くはない」


「寝・る・ん・だ・よ!異論は認めん」


「横暴だ」


「倒れた奴なんぞに慈悲はない」


そんな会話をしつつ龍美を担ぎなら道場を後にする。


沖田さんやら土方さんが何か言ってたけど知らん。


後にしてくれ。


今はそこまで手が回らないんだ。


下手すりゃ龍美が栄養失調か過労で死ぬ。


それも自業自得で。


笑い話にもならないわボケェ!!!


部屋につくと、布団が既に敷いてあった。


ありがとう立。


仕事が早くて丁寧で隊長嬉しい‥‥‥!!!


問答無用で龍美を転がし、布団をかけた。


「あの、剣壱さ‥‥‥」


「食事くるまで起き上がるな。寝ろ」


起き上がろうとする龍美にデコピンを1発。


バシンといい音がして、龍美は布団の中へリバースした。