新選組と最強少年剣士



朝、副長部屋に集まる各幹部。


僕は出そうになる欠伸を噛み殺して、


沖田さん、新八さん、斎藤さん、佐ノさん、平にぃ、井上さん。


そして近藤さん、土方さん、山南さん。


で、僕と立と龍美。


土方さんの部屋は広い。


が、これだけ集まると狭い。


だけど部屋は閉まっている。


この密閉空間で一身に視線を浴びてる龍美に少し同情する。


当の本人は無駄に綺麗に微笑んでいるけど、無駄に。


更に、立も無駄に綺麗に笑っている。


そりゃもう2人共に完璧な笑みですよ。


ええこの2人のいるところだけ別世界みたいに美男美女。


‥‥‥立、男装してるけど。


けど、


「久しぶりですわね、クラウン。再会してしまうなんてとても残念ですわぁ。大人しくこの時代で野垂れ死んでいればいいものを」


「ああ久しぶりだティユル。相変わらず俺に対して辛辣な態度ご苦労様。だが残念だったな?生憎としぶとさには自信があるんだ」


この内容どうにかならないのか本当に‥‥‥


なんで久しぶりの再会で罵倒しあってるんだよこいつら‥‥‥


え?久しぶりの再会で斬りあってた僕に言う資格ないって?


僕は好きで斬りあいしたわけじゃないです。


龍美が斬りかかってきたら仕方なかったんです。


ボク、ワルクナイヨ。


「ふふっ、辛辣なんて失礼ですわね。あなたなんて、どこぞの人斬りにでも斬られてしまった方が世間様の為ですわよ?」


「ははっ、俺を斬れる人斬りがいるならば見てみたいものだな。まさか離れていたせいで俺の実力も忘れてしまったのか?」


こいつらこんなに仲悪かったっけ‥‥‥?


いや、本心では嫌いあってるわけじゃないことは知ってるんだが。