新選組と最強少年剣士

すっげぇムカつく‥‥‥!


何にムカつくかって顔だよ!!!


さっきの斬り合いでちょっと汗かいて、ちょっと髪も乱れて‥‥‥


なんか、なんか、無駄に色っぽいんだよ!


この長身超絶イケメンめぇ‥‥‥!


恨めしそうにクラウンを見ていると、クラウンが僕を見て微笑んだ。


そりゃもう、ものすんごく綺麗に。


「見惚たか?」


「〜〜〜〜、違う!!この自意識過剰!」


「自意識過剰?そんなことはないさ。俺、綺麗だろ?」


自分の容姿を自覚してるだけ、と。


言い返せないぃぃ‥‥‥


「滅びろイケメン!!!」


「剣壱さんも可愛いぞ?」


「ぬぬぬぬぬ‥‥‥」


可愛い言われたかて嬉しくなんだよ!


僕だって、カッコいいって言われたい!


童顔だけども!


背もちょっと低いけど!


「本当に可愛いぞ?顔は丸っこいし、目も大きいしな。愛らしい」


「僕、16歳、高校生!」


「その姿は12、3歳くらいだろ?いいじゃないか」


「よくない!」


「はいはい」


そう言って、クラウンは僕の頭を撫でた。


こいつに撫でれるなんて‥‥!?


「や・め・ろ★はっ倒すぞ」


「はは、怖いな。それよりも、お仲間さんが来たみたいだが」


「え‥‥‥あ‥‥‥」


足音の方を見てみると、沖田さんたちが走ってこっちに来るのが見えた。


「お〜い、沖田さ‥‥‥」


手を降ろうと右腕をあげた瞬間、クラウンの吐息が僕の耳をくすぐった。


「また、よろしくな?剣壱さん」


ゾワッ


艶やかで妖艶な声。


悪寒が身体に走った。


「〜〜〜!!??この、バカ野郎!!!」


皆が寝静まった深夜に、僕の声がこだました。















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