隊士傷つけた人斬り僕の仲間です☆


なんて簡単に言えるわけない。


「何そんなとこで聞き耳たててやがるんだ。入ればいいだろう」


「あ〜‥‥‥お邪魔します」


土方さんの部屋に入ると、沖田さんが僕に手をふってくれた。


僕のなけなしの良心がとても痛い‥‥‥


すみません沖田さん、あなたの部下傷つけたの僕の部下なんです。


「で、お前、人斬りについて何か知ってるのか?」


「何でそう思うの?」


「総司が人斬りの特徴を言った後、物音が聞こえた。わざとだろう?」


わざとと言うか何というか‥‥‥


脱力しちゃってもう気配消すとか正直どうでもよくなっちゃいまして。


バレても問題なかったし、とりあえずこれから起こるめんどうごと考えると逃げたい。


何からって現実から。


「沖田さん、確認ね」


「うん?」


「その人斬りってさ、赤い目で二刀流使ってて‥‥‥強かった?」


「まぁね。僕、そいつと斬り合ったんだけど、途中で逃げちゃって。でも、逃げてくれて正直よかったよ」


話の流れてきには‥‥‥


斬り合いの音が聞こえて駆けつける
↓ ↓ ↓
銀狼夜叉だけいて、もう1人の捜索部隊と白凰を追いかける部隊とで2分する
↓ ↓ ↓
白凰を追いかけて2分したところに、人斬りが現れて奇襲にあった


こんなことろか。


「身長は土方さんより少し高い、または同じくらいだったりした?」


「うん。やっぱり何か知ってるんだね」


沖田さんが黒い笑みを向けてくる。


いつもの意地悪な顔じゃなーい怖ーい。


マジの顔怖いでーす。


「ああもう話すよ!話せばいいんでしょ!」


「珍しく投げやりだな」


「投げたくもなるよこんなこと!」