叶が肩から下り、僕の隣で丸まる。


今日はお眠なのか。


「ズズッ‥‥‥‥ホッ‥‥‥」


「うまいなぁ」


「ありがとう」


お茶淹れるのはだんぶ頑張ったんだよ‥‥‥!


未来ではお茶淹れたりなんかしないんだもん!


「前々から気になっていたことがあってな。
聞いてもいいかい?」


「答えられるかは別ですよ?」


ちょっと苦笑いを浮かべて言った。


何が飛んでくるかわからないからねぇ。


一応保険保険。


「北凪君は、君の部下なのだよね?」


「うん。立は僕の班‥‥‥僕の組の者だよ」


「君の部下は、今は何人いるんだい?」


今、か。


僕はお茶を1つすすって答えた。


「今現在なら、立を入れて僕の班は3人。僕の部下は2人ですね」


「そうか。なら、後一人も京に来ているかい?
来ているなら会いたいだろう」


「‥‥‥‥」


京に来ている。


そう、僕を連れてきたらしい神様の〈部下〉である人が言っていた。


会いたい‥‥‥かは微妙なところだ。


あいつは特殊だからなぁ〜


「どういう者なんだい?」


「そうだな〜、彼は二刀流の使い手だよ。刀を2本使って、それはもう鬼神の如く敵をなぎ倒してくれる」


「剣壱君とならどっちが強いんだい?」


「ん〜僕‥‥‥かなぁ?」