新選組と最強少年剣士

「にゃ〜ん」


「お?行くか?じゃあ、また後でな」


道場の前まで行くと、叶が肩から下りた。


いつも入らないし、本当に道場嫌いだよな〜


道場に行くと、平隊士たちを指南している斎藤さんが見えた。


あ、山南さんもいる。


斎藤さんは忙しそうだし‥‥‥


「おはようございます」


「おや、剣壱君、おはようございます」


素振りをしている時の鋭い目付き。


それが一瞬にして無くなり、穏やか表情で微笑みかけてくれた。


「稽古しにきたのですか?」


「うん。昼からは立と稽古だしね」


「北凪君と‥‥‥そういえば、君たちが一緒に稽古しているのはあまり見ませんでしたね」


僕が怪我をしたり立に任務を任せたりして、結構すれ違ってからな〜


まぁ朝とか夜とかやってるんだけどね。


「どうですか?軽く身体を動かしたら、私と一本」


穏やかな表情で、でも、どこか鋭い視線。


ははっ、面白い‥‥‥


山南さんとは稽古しなことなかったな。


真剣でヤりあったことはあるけどね☆


「うん、いいね。喜んで受けるよ」










僕の決めたこと。


新選組の幹部と稽古する時は『勝ち続けない』


子供に負けたとあっちゃあ、皆が舐められる可能性があるから。


自分の力量もわからない、そういう馬鹿はどこにでも存在する。