体育館につくと人がたくさんいて緊張した。
ここの学校はクラスの場所に各自並ぶことになっている。

えーと、4組…4組…あった!
って、あやわ?!

「え、まさき、4組なの、?」

「あ、うん。あやわ?」

「わたし3組、離れたあ、」

そっか、離れたか、
どうしよう、不安だな、。

「新入生は速やかに席についてください」

ステージに目を向けるとそこには男子生徒がマイクに向かって喋っていた。

「じゃ、またあとでね!あや!」

あやと離れ、席についた。

ぼーっとしながら校長の話を聞いていると、こめいの時間になった。

うわ、イチバン最悪…。
高校でもあるなんて聞いてないよー、

「…松本真咲!」

「…はい。」

うっわあ、恥ずかしいよお、

「…男かと思った…」

「俺も俺も」

「まさきちゃんとかうける」

一人ぐらい言うやついると思ってたけど、なんかグサッとくる。

はあ、最悪…。。

入学式も終わりクラスで担任のあいさつなどがあった。
私たちの担任はまだ若そう。
微妙にイケメン
適当に聞いていると後ろの男に話しかけられた。

「真咲…だっけ?俺、歩斗!よろしく!」

「あ、よろしく、。」

「真咲って俺は別にかっこよくていいとおもうぜ!仲良くしてよな!」

ニコッと笑った歩斗はかわいい系男子ってとこか。
いい人だな~
仲良くなれそう!

「ここの学校では生徒会長の補助を1年生がしなくてはならない決まりになってるんだ。二人ほど。それで今回は4組が選ばれた。だから今からその二人を決めるぞ~」

へぇ、補助…。

「真咲やらねーの?」

「やらないよ!大変そうだし」

高校生活ゎ楽しくしたいってきめてたからね!

「決まらなかったら先生が決めるぞ~」

「はーい!はいはい!俺と真咲でやります!」

「は、はぁ!?」

なにゆってんの!このひと!やだよ!さっき決めたばかりなのに!

「じゃ、牧瀬と松本で…。」

「え、先生…!」

「いいじゃん!真咲!やろうぜ!」

さ、最悪だ…。ほんと最悪だ。
なんでよりによってわたしなの?!
違う子誘えばいいのに、。
あぁ、もーほんと嫌になるよぉ、

「まあまあ、そんなしょげるなって!大丈夫!俺がフォローするぜ!」

ニコッて笑う歩斗に一瞬ドキッとしたけど、ため息しかでない。
ほんとに今日ゎなんて日だ…。