『春香ちゃん、春香ちゃんに会いたいよ...』
そう言う私に
春香ちゃんは昔と変わらぬ優しさで私に語りかけてくれました。
━━━━裕子ちゃん、裕子ちゃんに届いた葉書をみんなの所に出してくれれば
裕子ちゃんは私に会えるよ?
『えっ?春香ちゃん本当に?』
━━━━━うん、本当だよ。裕子ちゃんは一番の友達だもん。会える日を楽しみにしてるよ。
『わかった、私葉書をポストに入れるね』
━━━━必ずだよ、裕子ちゃん。
もし、同窓会で皆に攻められても必ず助けにくるからね。
『うん!約束だよ、春香ちゃん。』
そう、春香ちゃんと約束をし葉書を入れて
みんなが集まるまでの私は
どれだけ緊張しながら春香ちゃんを待ったか...
途中春香ちゃんの心配した通り
私に集中砲火が始まり
和人君怒ってピリピリしている中で
臆病者のまみちゃんからは
みんなからは宥めてくれるように見えても
その私の耳元でボソッと
━━━━早く吐けよ、臆病者
そう言われていたのに10年経っても誰も気付きもしないなんて
悲しくって悲しくって
パニックをおこしてしまう最中
春香ちゃんが約束通り会いに来てくれたの...
