俺は春香の安否が気になって
近くにいた人に


『ここのお宅の人は無事なんですかっ!!』


俺の必死の問いに虚しく返ってきた言葉は


『もうだめだと思うよ...』


俺はその言葉に膝からガクンと落としたんだ。


呆然とし燃え広がる春香の家を眺めながら
騒ぎを駆けつけた和人や登戸
美和子、まみ、裕子が来たんだ。