止まない雨はない



あれから数日後……
友樹にはお留守番してもらって、
泊まりにきて一つになった。
初めてで痛かったけど幸せだった。

--そんな夜を迎えた朝

私は優介の寝顔を見ていた。
そういえばやっと、呼び捨てが出来るようになった。

寝ていても顔が整ってるなんて羨ましいー
ふふー幸せだなー

あっそうだ、朝御飯作ろっと
やっぱり、定番のメニューだよねー
朝御飯準備中

-ガチャ

「はよ」

「あっおはよう!」

優介が起きてきました!
でも、まだまだ寝惚けているようす

「なに、朝御飯?」

「そうだよ。あとちょっとで出来るよー」

-ギュッ

-ドキッ

「っ…………な、なに?」
心臓に悪いよ

「…………」
返事なしですかー

「むぅー」
怒りますよ!

「(っ……かわいい)悪い」


そんなあまあまな朝でした