そして、次の日の朝1通の電話をした
約束の1週間後
「やあ、答えはでたかね」
「はい」
「聞かせて貰おうか」
「優介とは…………別れます」
精一杯目を合わせて力強く言った。
弱い自分が出てこないように
「そうかそうか。じゃあ手切れ金だ」
!!!!
-パシッ
「そんなの入りません!
私は優介のために別れるんです!!」
「大丈夫です。優介とはもう一生会うことはありません。約束します。」
「そうか、わかった」
「じゃあ、失礼します」
-スタスタスタ
「すまないことをしたな。でも会社のためにはこうするしか無かった。ごめんな真紀さん。」
とボソッと言った言葉が私の耳に入ることは無かった

